2017年2月20日月曜日

ニュージーランドハイキングの旅 ②


翌日も残念ながら曇り時々雨でした。




朝はとにかく寒い。

8時ころ出発と日本ならかなり遅いスタートだったんだけど

他のハイカーはもっと遅い(笑)半数以上はまだベッドの中だった。


夜遅くまで歩けるからゆっくりスタートでも大丈夫なんだろうね。



霧がかかってるけど迷いようがないトレイルなので安心して歩ける








同じ雨なら雲の平最終日(黒部五郎~折立)のほうが断然キツかった。




ラックスモアハットからのトレイルではほとんど人に合わない。


たまーにトレイルランナーが追い越すくらい。












 
 
楽しみにしていた稜線歩きだったけど
 
残念ながら景色はほとんど無し。
 
 
ここは雨の多いエリアなので晴れていることはかなり珍しいそう。
 
まあその雨のおかげで豊かな自然が育まれるているのだから何とも言えませんが。
 
 
 
 



 


たまーに晴れ間が!

 













フォレスト・バーン・シェルター
 

避難小屋はひじょーに無機質。

まあでもこれはどこも同じか。







少しだけ休憩し先を急ぐことに








こう見ると日本の山風景に近いものがあるけど実際は全然違う。
 
山容が急峻では無いし植生の違いからかな、
 
日本と近い部分はあまり見つけられなかった。






トレイルは整備されているものの休憩に適した場所が少ない。
 
もちろんベンチなどもほとんど無し。









 
晴れていたら最高なんだろうな。
 
 
 
 



 
ハンギン・バレー・シェルター
 
 
のんびりしていたら追い越されたようで次の避難小屋では
 
何組かのパーティーと遭遇。
 
 





ちなみに日本のような急峻なアップダウンは少ないけど

たまに階段なんかもあるエリアが出現します。


よく見てもらえるとわかると思うけどステップに網が貼ってあります。

この網が非常にグリップし全く滑る気がしない、とても安全です。








降りてくるとさながら八ヶ岳のような風景







 
本日の目的地「アイリスバーン小屋」が見えてきた。
 







NZの山小屋はおしゃれです。

日本ならカフェでも開けるんじゃないの?って思うくらい。



でも油断は禁物

ここはサンドフライの楽園






 
一応窓には網戸がありますが小屋の中にもウジャウジャいる。
 
特に一階部分に多かったな。
 
 
目の前がテント場だけどテントで寝る自信はありません。
 
この日は誰も張っていなかった。
 
 




サンドフライを避けるべく2階の部屋へ。


ここまでくるとほとんどいない。


二日目で娘も疲れていたようで到着後爆睡。
 
 
 
風呂もないしサンドフライは多いし雨も降ってるし・・・
 
こう書くと何が楽しくて行ってるの?と思うでしょうが
 
やはり終わってみると一番濃い思い出として残っているのは
 
ハイキングのことなんだよね。(家族も同意見)
 
 
そして小屋で見かけるいいオヤジが子供と一緒にハイキングしている姿を見てつくづく思う。
 
「歳をとってもお金に余裕があったとしてもまた同じような旅をしよう」と。
 
 
20代のころ金がなくて野宿しながら海外回ってた頃は
 
「将来はあんな高級ホテルやこんな高級レストランで食べてやる」
 
って思っていたけどそうゆう旅ってすぐに忘れちゃうんだよね。
 
やっぱりするならこんな旅でしょ!って自画自賛!
 
 
つづく
 
 






2 件のコメント:

  1. > やっぱりするならこんな旅でしょ!って自画自賛!
    激しく同意です!
    家族で行く初海外旅行は、こういう思い出深い旅にしたいなって思いました。
    続きも楽しみにしてまーす


    娘さんが使ってる、and wanderのサコッシュが可愛いですね^^

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    1. いつもコメントありがとうございます。
      U10さんも近々海外トレイルデビューですね!

      日本での経験があれだけあれば問題ないと思いますよ。

      サコッシュ娘には少し大きいんですよね(笑)

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