今までは山登りに行く前ガイドブックなどのコースタイムや
ガイドブックが示す泊数を目安に山へ行っていた。
ほとんどの人がそうしているしそれが正しいと思う。
でも最近「スピードハイク・ファストパッキング」という世界があることを知る。
簡単に言うと早足か走って山を駆け抜ける
2泊3日の行程を1泊2日で走破するというようなスタイル。
荷物をギリギリまで削り
25リットル以下程度のバックパック一つでテント泊縦走をしてしまう。
そんなスタイルを知って以来強い憧れを持つようになっていきました。
そしてついにそれを実行する日がやってきたのです。
数か月に及ぶリサーチの結果
山で走れる装備・重さを検証
バックパックは25リットルの「山と道mini」
トータルウェイトは5kg程度(水・食糧込)
という結論に。
それを試す場は北アルプス常念山脈
中房温泉ー燕岳ー大天井岳ー常念岳ー蝶ヶ岳ー三俣(通常だと2泊3日程度)
このコースは小屋も多くエスケープルートもある
しかも縦走路も割と平坦。
北アルプス縦走の初心者コースですね。
装備一覧(仮)
1番悩んだのはその装備
第一段階は「山と道mini」に入りきる物だけを選定
でもそれだけではベースウェイト3.5kg(水と食料で1.5kgという想定)
にはとてもならなかった。
さらに全ての重量を測り直し
省けるものは省きいらないと思われるもの(部分)は切ったりしてぎりぎりまで削る
ソロで行くつもりだったので防寒具もほとんど無し
唯一のインシュレーションウェアは150g位のインナーダウンのみとした。
グループの場合と違い休憩をほとんど摂らないつもりなので
それだけで十分との判断。
そして寒くなったら走るww
でも寝るときの寒さには弱いんで寝袋だけはWMのウルトラライトに。(-7℃まで対応)
そして何とかトータル5kg程度を実現。
実際は水の量の関係でで5~6kgぐらいだったと思います。
ソロで行く計画だったけど
その日ちょうどカブさんも中房温泉から燕岳まで行くということで
ご一緒させていただきました。
早朝にも関わらず多くの登山客でにぎわう中房温泉
7時ころハイクスタート!
この中房温泉から燕岳までの上りは
北アルプス3大急登に数えられているそうですがよく整備された登山道は非常に歩きやすかった。
あっというまに合戦小屋へ到着
かなりの登山客でにぎわっておりました。
少しだけ休憩しすぐに登り始めます。
さらに登っていくと。。。
遠くに槍ヶ岳が見えてきました。
合戦小屋から40分くらいでしょか
燕山荘へ到着。
ここから燕岳山頂へはバックパックをおろし
走って往復。
縦走前のちょうどいいウォーミングアップって感じだね。
山頂へ向かう道
有名な岩?
山頂からの景色はまさに絶景。
360度すべて見渡せます。
富士山もよく見えたな。
でもこれからが自分にとってのスタート
極上のトレイルが待っているのです。
おおー 槍ヶ岳を見ながら走れるなんて夢のようだ。
そして今日の宿泊予定地である「常念岳」までの長いトレイルがスタートしたのでした。
つづき→スピードハイク常念岳編
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