つづき
燕岳の往復を終え燕山荘でコーラと水を購入
まずは燕岳から次の目的地大天井岳を目指す。
大天井岳まではコースタイム3時間15分
出発したのが11時45分ころ
昼飯は大天荘で食べるつもりだったので13時には着きたかった。
極上のシングルトラック
走らなきゃというより「走りたい」
荷物も軽いし服装も軽装だし自然と走り出していた。
振り返ると燕岳。
はるか向こうに大天井岳が見える。
燕岳にいた多くの登山者はこの辺までくるとほとんどいません。
一人自分のペースで走ります。
走ってる間中槍ヶ岳・穂高連峰が見渡せました。
最後にちょっときつめの登りがあって
中間地点の大天井岳に13時10分ころ到着
登山口から直で行けないのでマイナーな感じがするけど
実は常念山脈最高峰らしいです。
テント場も空いていて雰囲気も良い。
ここで張りたかったけど最終目的地の「蝶ケ岳」まで
行くとなると今日中に常念岳まで行く必要があった。
昼食のうどんを食べ
温かいお茶を飲み13時30分ころ出発
そしてここ大天井から常念までの縦走路がすごかった!
まさに夢のようなトレイル。
下り基調なのですが勾配が急ではなく走れる
登りの勾配もいい感じで走れちゃう。
登山者もほとんどいないし景色は最高だし思わず走っちゃうw
こんな感じのトレイルがずっとつづく。
この辺の景色なんか日本じゃないね
荷物をぎりぎりまで削ったなんていったけど
ipodを持って行ったw
走りながら聞きたい曲をたくさん詰め込んできたのだ。
大好きなCOLD PLAYの「YELLOW」
聴いたら涙が出そうなくらい気持ちよかった。
あまりの気持ちよさにこの区間はほとんど走って通過。
コースタイム3時間10分のところを1時間くらいで走りきることに。
ちょっと下りの勾配が急になってきたら小屋が見えてきた。
明日上る予定の「常念岳」
とりあえず常念小屋でチェックインして
さっそくテントの設営
LocusGear Khufu Tyvek
テントの選定もかなり迷った。
最初は混雑を予想してBivyのつもりだったけど
ここ常念小屋はスペースがなければテント場でなくても張らせてくれるらしい
との情報を直前でキャッチしたのでクフに。
稜線上での強風を想定しDPTEを使って設営
クフは珍しい?のか近くで張ってるおじさん数名が見物にきたww
設営後は小屋で買ったビールで一人乾杯!
お次は夕食の準備。
今回の装備で削ったものに「火器」があります。
ほんとはクッカーさえも持っていかずにパンとかかじっときゃ良いかなっておもったけど
あまりにも侘しいので
コケネンだけ持っていき
石でゴトクと風防を兼ねたのを作ってみた。
これがまた雰囲気も良く
サバイバルしてる感もあってよかった。
コケネンは燃料計算も容易で液体ではないのでこぼれる心配もなし
ランニングには向いている燃料だなって感じました。
もちろんちゃんとお湯も沸いたし問題なし。
何も重たいストーブ背負って山に行くことないんだなって実感。
何事も工夫ですね。
夕日がテント場を赤く染める
走りきった満足感から睡魔が。。。。。
明日は暗いうちから常念岳山頂を目指し
そのまま蝶ケ岳まで突っ走ってやるぞって感じで眠りについたのでしたzzzzzz
つづき→スピードハイク蝶ケ岳編
初めまして。テントの軽量化を検討中の者です。クフの耐候性(風)はいかがなものでしょうか。稜線、森林限界内と幅広く使いたいというのが本音です。Aフレームであるならば強い風でもいけるものでしょうか。使用されてる中で、ご意見ございましたらお教え頂けますと幸いでございます。宜しくお願いいたします。
返信削除S.monicaさん クフの耐風性は強いと思います、DPTEシステムを使うとさらに強度は増します。 自分はそれほど強風時に張ったことはありませんが友人の話だとかなりの強風でも大丈夫だったそうです。 海外のAフレームテントは裾が地面ギリギリまで下げられないものが多いのですがクフはギリギリまで下げて張ることができ風の侵入を最小限にすることができます。
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