まずいことになった・・・
何がマズいって雪山登山に魅了されてしまったのだ。
学生時代は山岳ものの本を読むのが好きだった、全然山には興味なかったけど。
長谷川恒夫も植村直己もその頃知った。
わりと最近だと山野井泰史もサーフィンに夢中な頃読んでいた。
もしかしたら潜在的に厳冬期の登山に憧れていたのかもしれない。
そんなわけでついに雪山の初心者コースでもある八ヶ岳の「天狗岳」へ行くことになりました。
ガイドは「いま長野で最も忙しい男」の異名を持つNaoくん
本日の宿泊予定地である「黒百合ヒュッテ」を目指します。
ちょっと雪が少なめで物足りない感じ。
2時間くらいでヒュッテに到着
晴れ予報だったのに雲に覆われた今日の八ヶ岳、とりあえずテントを設営し小屋で作戦会議。
運よくストーブの前を確保できました。
ほどなくしてアキラさん・ジャキさん到着。
実は前日お互いの行程が全く同じだということが判明したので一緒に行くことに。
「明日は晴れるよ」と小屋の方に言われテント場に戻ると
これまた美しい夕空
locusgear khufu
これは明日期待できそーだ!
まだちょっと早いけどささやかな宴会を
fire mapleのストーブ中々いいよ、やっぱ冬は分離型がいいね。
テーブルはfuusoraさんガス缶カバーはtatsulowくんに作ってもらったもの
どれも雪山に欠かせないナイスなアイテムなんです。
奥に見えるのがジャキさんの蒸し器システム。
こんな感じでgolite ユートピアに6人で夕食を
楽しい夜でした。
月明かりのなか満天の星空
寒さを忘れしばらく見惚れる、これだから冬山はやめられない。
アンテロープに潜り込みしばらく星を眺めていた。
時折吹く強い風があるもののそれほど気にならない快適な夜
テント泊って久しぶりだけどやはり「アウトドアの神髄は野営にあり」だなって。
他に替えのきかない素晴らしいエクスペリエンス(体験)だと思うわけです。
早朝いつものようにfuusoraさんに起こしてもらう。
この男、夜も強いけど朝も強い(笑)
みんなで近くの絶景ポイントへ朝日を眺めに行ってからのブレックファースト!
なかよく6人で朝食
さてそれではメインイベントの「天狗岳山頂」を目指しますよ。
この辺まで来ると結構雪が多い。
稜線へ出るとメンバーから歓声が
そりゃそうだ
この絶景だもの
東天狗山頂は風が強く寒さMAX、気分もMAX!
でもカメラが全く起動しない(涙)
山頂でしばし感動しつつ西天狗へと向かう。
バッテリーを温めようと肌に近い場所に仕舞った、この景色を写真に納めないとどうにも気が済まない。
鞍部から東天狗岳山頂を望む。
雲一つない晴天。
こちらは西天狗岳
あまりの素晴らしさに涙が出そうだ
そうまさに「THE DAY」ってやつだね。
photo 茶々さん
頭上に雲は無くはるか彼方に雲海が広がっていた。
風も無く穏やかだ
この斜面をスキーで下れるのかなとかぼんやり考えていた。
西天狗から見えてはいたけどちょっと怖いトラバースを行く、慎重に慎重に。
東天狗岳山頂直下。
あっという間にテント場へ戻ってきてしまった。
いやー 晴れたね。
荷物の多くなる雪山では定番の「山と道ONE」
何年使っても飽きない素晴らしいデザイン・機能性だと思います。
毎年恒例にしたいぐらい素晴らしい体験
物語の主人公が魅了されるってのがほんの少しだけわかった気がした
学生時代のイマジネーションの世界をほんの少しだけ見てきた。
そんな厳冬期天狗岳登山でした。
いつもブログ参考にさせていただいております。
返信削除私も雪山テント泊をしようと考えているのですが、マットはどのようなものをお使いですか?
参考までに教えていただけるとうれしいです。
KRCMさん マットはサーマレストの40周年モデルを愛用してます、ファストパッキングなどオーバーナイトで走る時以外はオールシーズンほぼこのマットです。 ただパンクが怖いので山道マットの上にクライミットなどの軽量インフレータブルの2重でもいいかなとも思います、参考までに。
削除ありがとうございます。参考にさせていただきます!
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