2013年10月20日日曜日

北アルプス スピードハイク 蝶ケ岳編











翌日は常念岳を越え蝶ケ岳を目指す。









早朝4時に隣のテントの目覚ましで起床(笑)


周りはまだ真っ暗、無数の星空にしばし感動する。






30分ほどで支度をすまし常念岳山頂へ出発。



真っ暗の中をヘッデンの明かりだけが頼りです。







山頂への登りはけっこうキツいww 早朝だしのんびり登った。

1時間ほどでしょうか山頂へ到着。




















山頂到着時は真っ暗だったけど次第に明るくなってきた。























今回行ったピークの中で一番常念岳が好きです。

御来光を見れたってのもあるけど

いかにも山頂って感じがあってすきだな。












山頂からの縦走路


下りが結構急で危ない個所も多かった。


しかも途中コースを見失うという失態までw












朝食は食べずにスタートしたので

二時間ほど歩いたところで休憩&朝食





写真には写ってないけどかなりの絶景ポイント

しかも早朝なので誰もいないw








山と道 mini 


今回の相棒は「山と道mini」

背負い心地・使い勝手ともに大満足、重心が上のほうにあるので走りやすかった。





1泊といえどもテント泊での縦走ではちょっと冒険的なその容量(25リットル)

何人かのハイカーに「その少ない荷物で縦走ですかストイックですね」

そんな感じのことを言われたけど。

少し前まで10kgほどの荷物でハイクしていた経験もあり

むしろストイックなのは大きな荷物を背負ってる方なんだと感じた。






一日のうちで歩いている時間と休憩している時間を比べてみれば一目瞭然

ファストパッキングスタイルだと歩いてる(走ってる)時間は超快適

5kgくらいだと背負ってるって感じもそれほどないし快適に歩けます。





日本のハイカーの特徴として食事をするための場所を目指す登山が挙げられます。

確かに景色のいい場所でメシ食いたいけど



目的はあくまでもハイク。




快適に歩くためなら食事や休憩は二の次

おいしい食事は下山した後ですればいいのです。


その分長く遠くまで歩くことができ景色も楽しめます。






そんなことを強く感じたハイクでした。















常念岳山頂を振り返る













常念岳から蝶ケ岳までの縦走路は勾配がキツく

走れるパートが少なかった。




結局ほとんど歩いて通過





蝶槍













蝶ケ岳山頂付近からの景色



絶景だね。








山小屋で食事をしたかったけど

到着したのが8時頃だったのでまだ準備中だったw









ここで下山地・三俣までタクシーの手配を。

今までの経験から下りはコースタイムの半分くらいで走れるのをわかったいたので

2時間後(コースタイムでは三俣までは3~4時間)の10時でお願いするとタクシー会社の方に信じてもらえず

結局3時間後の11時に待ち合わせとなった。













久しぶりの樹林帯






半分くらい進んだ場所でコースタイムの半分くらいのスピードで下っていることを確認。

やっぱ2時間後の10時に着けると判断しもう一度タクシー会社に電話

次はやっと信じてもらえました(笑)

 








稜線上では秋を感じ事はできなかったけど

樹林帯はすっかり秋でした。



稜線歩きも好きだけど

季節の移ろいを強く感じる樹林帯も大好きなのです。




タクシーの待ち合わせ時間にも十分間に合い今回のハイク終了。









あまりに出来過ぎた今回のスピードハイク

天候が良かったことが成功への最大のカギだったことは言うまでもありません。

それと友人たちのアドバイス・トレランで鍛えた体・ギリギリまで削った装備などなど



行く前に想定したことが全て的を得ていたような感じで

今回のハイクへの成功と導いたのだと思います。



10月中旬にこれだけの装備でテント泊縦走できたことは

自信にもなったしこれからの目標もできました。





いろいろ調べたけど魅力的なトレイルって大体2泊以上だったりしますよね

日本のホリデー事情を考えると長期で休める時期は限られます

しかも無雪期に行こうとするとさらに限られた時期でしか行けないんですよね。

そこで今回のようなスピードハイクという選択

通常2泊~3泊のルートも1泊で行けるんじゃないかと思うとワクワクしてくる

実際今回のルートも2泊3日が標準だけどもうちょっと行けそうな感じだった。

下山した時間も早かったし、十分足も残ってたし。




とまあコースにしても装備にしても反省点がいろいろあるしもっと削れた部分もたくさんあるので

次回はもっと早く・長く歩ける(走れる)ようにトレーニング&リサーチしたいと思う山行でした。



















2 件のコメント:

  1. お疲れ様でした♪
    そんなに軽い装備で縦走できるのですね(驚)
    いつかわたしも!なんて絶対無理なので
    いつも、こちらでハイクした気分にひたらせていただいております^^

    でも、これからいろいろ準備をする中で
    jimさんの装備~めちゃくちゃ参考にさせていただきます!!!!!!!!!!!
    (実行できるか否かは別ですが...^^;)

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  2. syoさん  ありがとうございます、装備については意外と思い切って削るとできるものです、 逆に一回こんな軽い装備で歩くと重いのを背負って歩けませんww  参考になるかどうかはわかりませんが自分なんかで良ければいつでもアドバイスしますよ~!

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